自分でコーヒーを入れる時、どうやってコーヒー豆を測っていますか?計量スプーンで、スケールを使って、目分量で、、、今回はドリップコーヒーを入れる際のオススメのコーヒー粉の測り方と量を紹介します。
まずはしっかり測ることから
自分でコーヒーを入れる際、目分量で入れているという方もおられるかと思います。もちろん目分量で上手に入れられる方もおられるでしょう。また、その時その時の気分で味を変えようと思って「今日は多めに♬」としている方もいるかもしれません。でも、やはりオススメは毎回きちんと重さを測ることです。気分で量を変えたい時は是非変えてください。しかしきちんと測っていないと、味を変えたく無いのに変わってしまいます。
一杯何グラムが適切か

まず計量スプーンを用いる方法についてですが、これは計量スプーンによって大きさが違うことを大前提として知っておく必要があります。いつも計量スプーンを用いるなら自分の家にある計量スプーンすりきり一杯でどれくらいなのか入れてみるという方法があります。ただ、後述しますが一杯の時と数杯の時で単純に倍々ともいかないので注意が必要です。お客さんが来た時に数杯入れると味が変わってしまうという可能性があります。
有名店のコーヒー粉オススメ量は
- UCC(1杯140cc)1杯:10-12g 2杯:20g前後 3杯:25-30g前後 4杯:35-40g前後
- スターバックス180cc:10g
- keycoffee出来上がり120cc:10g
- カルディコーヒーファーム1杯:10g
- ドトール1杯:8g 2杯:16g 3杯:24g
それぞれ違いがありますね。目指す味、提供しているコーヒー豆やオススメの湯温によっても異なるのかもしれません。
粉を測った後に必要なこと
せっかく量をきっちり測ってコーヒーを入れても、出来上がりの量がまちまちなら当然味にばらつきが出てしまいます。出来上がりのコーヒー量をポットやスケールを使って見極める必要があります。また、ドリップの際はお湯を最後まで落としきらないのも美味しいコーヒーを入れるために大切なことです。最後までお湯を落とすと雑味が出てしまいますので落としきらないことが美味しいコーヒーを入れる秘訣です。そのためにも、落としたコーヒーの量を見極めると味がぶれません。
そして、コーヒーを入れるのも料理と同じで、同じように作っているはずなのに毎回同じ味にならないのも事実です。そこで細かい味の調整をしましょう。その方法は「差し湯」です。料理なら塩などの調味料を足しますが、コーヒーの場合味を足すことではなく、気持ち薄める差し湯によって調整します。その前提で考えると、気持ち濃いめに入れておくと失敗なくコーヒーを入れられます。ドリップだけで美味しいコーヒーを入れるのは確かにプロっぽいですが、最終目的は美味しいコーヒーを入れることと考えると特に家で入れるレベルであれば「差し湯」を推奨します。
オススメの記録ノート
今回はコーヒー粉の量について説明しました。ここにある方法は「基本」であり好みで変えることで自分の味を探すことができます。自分の味を探すために基本的なノートを取ることをお勧めします。必要な情報は以下の通りです。
- コーヒー豆の種類
- コーヒー豆の鮮度
- コーヒー豆の挽き方
- コーヒー粉の量
- お湯の温度
- コーヒーの抽出量
- 抽出にかけた時間
- ミネラルウォーター等を使用しているなら水の種類
- 味と香り、感想
これらが基本的に味を左右する項目になります。これをノートにとって記録していくと、自分好みのコーヒーを入れることができるようになります。
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