ホッと一息カフェタイム♬コーヒーと何を合わせますか?今回はコーヒーと合わせて食べ物を選ぶ際のオススメをご紹介します。
コーヒーと合わせる時の考え方
ちょっと難しい見出しになりましたが、要するにコーヒーに「どんな役割」を求めるかということです。大きく分けて2種類あります。
相反するタイプで補う
まず一つ目がこちらです。日本人の感覚としてはこっちが普通という方が多いかもしれません。ちょっと油分が多いショートケーキやシュークリームのようなものに、スッキリしたコーヒーを合わせて後味良く味わいたい、という選び方です。
相乗効果で味を高める
これはワインの世界で聞く「マリアージュ」に近いものです。マリアージュはフランス語で結婚を意味する言葉で、大雑把に言うと似た味を合わせることで特徴を高め合うというものです。
例1:酸味+酸味 具体例:アップルパイ+浅煎りコーヒー

例2:深い味+苦味 具体例:ドライフルーツ入りパウンドケーキ+深煎りコーヒー

コーヒーとの合わせ方は奥が深い!
ここで簡単に例としてアップルパイと浅煎りコーヒーと書きましたが、これは完全な正解ではありません。その理由は、浅煎りであってもコーヒー豆や他の要素によって味わいは全然異なるからです。そして、アップルパイの側も様々なコンセプトがあります。リンゴを活かしたもの、パイ生地メイン、クリーム入り、シナモン入りなどです。特にクリーム入りなどでは酸味と真逆の濃厚パイになります。
唐突ですが、ワイン好きな方は経験あると思いますが、赤ワインだからとか、メルローだからとかで肉料理に合うかどうかを決めることは簡単にはできません。ワインの特徴や料理に使用しているスパイスによって大きく左右されます。コーヒーも同じでマリアージュさせようとするならどんな似た要素があるか考えて合わせる必要があります。それが楽しいのです。
ちょっと話がずれますが「コーヒーに蜂蜜を入れる是非」という議論があります。(あるのか?)これは私の持論ですが、蜂蜜も種類によって味わいが全く異なります。良く言えば何にでもあう(悪く言えば特徴のない)蜂蜜、特定の花から採取した蜜で作られた特徴的な香りのする蜂蜜などです。これもやはり相性の良いコーヒーと蜂蜜、相性の悪いコーヒーと蜂蜜が存在します。ですので、入れてみて「合わない」という人の気持ちもわかりますし「合う」という人がいるのももっともだと思います。コーヒーだけでなく、それぞれの分野に深く入っていくと「実は全然味が違う」というものはたくさんあります。(塩は代表的かもしれません)
自分の好みを知ることが大切
完全に相反する二つの飲み方についてご紹介しました。これはどちらが正解というものではありません。もし片方しか試したことがないというなら是非一度は、いえ何度か試してみることをお勧めします。意外な発見があるかもしれません。是非見聞を広めより楽しいコーヒーライフを楽しんでください。
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